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やっと室内楽の合わせの再開に漕ぎ着けました!
ブラームスピアノトリオ作品8?
生で合わせられるってやっぱり心躍ります。猫も聴き耳を立てるくらいだもの。
でも。。夏用マスク着用しながらです。
これからもずっとマスクして合わせることになるのかしら。?
それに換気。ブラームスは熱気がこもる。1楽章やったら換気。。。?
今や汗だくになって弾くのはタブーのような風潮すらあります。
某指揮者さんは汗を飛び散らして振ることで有名。もともとファーストの奏者たちは指揮者の汗が飛んできてイヤだったでしょうよね。頭にねじりはちまきでもして振ってもらわないとね。
そういえば、数年前のことですが、バンベルグ交響楽団の友人チェリストのエドアルドとの会話。
「ホルストスタインて、バンベルク響指揮している最中に倒れて亡くなったんでしょう。のってたの?(オケの中で弾いてたの?という意味)」
「その場にいたよ。」
「えぇーっ。びっくりした?」
「何が起こったのか最初わからなかったよ。」
「ファーストの人たちは、倒れてくるのを支えてあげたの?」
「ノーーーッ。まさか。」
「あら。」
「みんな楽器かかえて引いたよ。高い楽器だし。。。」
「そういうもの。。。(意外に薄情モノなんだと内心びっくり)」
話が逸れましたが・・・
室内楽は小編成だからまだしも、オーケストラは今は交響曲でも室内楽バージョンにするとか、バロック期の作品にするなど、制限が生じてきますね。それはそれで多くのレパートリーがあるでしょうし、これまで日の目を見なかった作品の発掘にも一役買いそうです。
そう、これまで日の目をみなかったといえば。。。
みなさん、ベートーヴェン作曲「オリーブ山のキリスト」というオラトリオがあるのをご存知でしょうか。
私はまったく名前すら聞いたこともありませんでした。
ベートーヴェンイヤーで、ベートーヴェンの埋もれた作品が日の目を見るようになり、この曲は「第9のベースになっている。」と聞き、そんな話も聞いたこともないぞ。。と思っていました。
とあるきっかけから、今年2月に行われたラトル指揮ベルリン・フィルの演奏を聴いて、これびっくり、確かに第9を彷彿とさせるものがあるし、高揚感たっぷりで、これまで埋もれていたのはどうして?と思えます。
ベートーヴェンですらそうなのですから、世の中にはまだ発掘できる作品は多数あるのでしょう。
コロナのご時世の中、清潔で健康的で端正な音楽が必須。。。♩♬
副産物として、そういうことを念頭においてレパートリーの見直し、奏法の見直しというのも悪くないかもしれません!

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