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エキエル版バラード【日本語版】発売についてFacebookに掲載したところ、たくさんのコメントを頂きました。

「お仕事おまちしていました。待望です。本当におつかれさまでした!!

「大変だっただろうと思いますが形になると嬉しいでしょう。そのうち話聞かせて下さい。」

「バラードは桐朋の受験曲でした。少しは勉強しなくては〜の毎日です♪」(私も高校受験で2番を弾きました!)

「祥子さま、ネットで予約注文入れました。到着が楽しみです♥」

「祥子せんせい素晴らしいです☆。すぐに購入させて頂きます。楽しみ〜」

「ラインマーカーやら線の書き込みに相当なお時間をかけられたのかな?(一日何時間も?)と拝察申し上げます。」

「偉業ですね〜。エキエル版を毛嫌いする人たちがいますけど、ショパン本人でさえ出版の都度変えていったわけだから、完璧な楽譜なんで不可能なわけだよね。で、意見が分かれているその譜例のような場所でのエキエル氏の結論の導き方は信頼できますか?」

「Well done on your translation Shoko!」

「わぁ、待ってました。買います\(^o^)/ バラード楽しみ。演奏に指導にお忙しいのに尊敬です。」

「完成おめでとうございます。」

「ついに!!! 初めて耳にしたエキエル版は、驚きとともに「チクッとした居心地の良くない」感覚でしたが、今となってはパデレフスキ版などで聴くと違和感があるくらい。日本語訳、本当に楽しみです♥」

「発売、ずっとお待ちしていました。エキエル版に初めてちゃんと向き合いはじめたのはショパンコンクール覇者のアヴディエヴァさんの演奏を聴いてからでした。今は生徒にも一部勧めはじめています。バラードはまだ2番と4番をちゃんと弾いたことがないので勉強してみようと思います。後世に残る素晴らしいお仕事、感謝です!」

「祥子先生、おめでとうございます!一難大事業でしたね!」

「おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。ぜひ、音楽も和訳も読ませて頂きます!!」

「Shoko, wielkie gratulacje za Ballady Chopina, za ciezka prace. Jestes WIELKA」

「Fantastic! Lovely!♬」

「C FLAT!」

「Gratulacje, Shokuniu!!! ☆☆☆Wielka praca! ♬♪♪♪」

「おめでとうございます! Brava!! ただしエキエル先生の校訂報告を精読してもバラ4の「あそこ」はやはり短9で一歩譲って上Fは可としてもCはないかと思っています(笑)U^ェ^U

「僕はどちら派でもないのですが、なるほど真ん中もありか。。。クレッシェンドのカーブがだいぶ変わる感じですね。どれを弾くか、ではなく、それをどう弾くか、が重要だと思っています👹(๑•̀ㅂ•́)و✧」

etc 嬉しいコメントを寄せて下さってありがとうございます。

ポーランドの音楽評論家Adam Rozlachも、よくやったね、と私とこの仕事についてFBに掲載してくれました。嬉しいです。

エキエル先生の仕事を辿りながら、原資料的にまったく問題なく決定できる部分もあり、また、判断に非常に苦慮された場所があって、前後関係や周辺の類似箇所、ショパンの書法の傾向や癖などから考え抜いて結論を導いた音もあることがわかります。

この翻訳にかかった2年、異常に長かったとも言えるけれども、半世紀以上を費やされたエキエル先生の綿密で地道な仕事は、それをはるかに超えるもの。

ショパンの真実を追求して、一音ずつ決定を下して後世に伝える責任の重大さはどれほど大変なものであったでしょうか。

エキエルご夫妻とともに長崎までマスタークラスに出向いた時に、一人の受講生がショパンの『バルカローレ』を弾きました。演奏の後、エキエル先生がバルカローレの校訂についてをとうとうと述べられたのでした。(受講生は自分の演奏について何か言って欲しかったから、あまり喜んではいなかったですが。。。)

もちろんこのバルカローレだけではない。同行した間、エキエル先生が受講生に言ったことは楽譜についてのみ!!校訂に関することのみ!!それは徹底してでした。

続々編に続きます。楠原祥子

全然関係ない動画。ついついあんまり可愛くて見ちゃう『カワウソさくら』で〜す!カワウソよ、カワウソ。

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