ピオトロフスキ教授マスタークラス開催 楠原祥子
ワルシャワショパン音楽大学のピオトロフスキ教授マスタークラスを二番町スクールで開催しました。
このピオトロフスキ教授、ブラームスかカール・マルクスが現代に蘇られたか・・と錯覚をおこすような風貌の持ち主なのです。
今はマルクスそっくり。ヒゲがもっと長かった時はブラームスにみえました。。。(笑)
バルバラ・ヘッセ・ブコフスカ先生のご子息。私と同門です。
留学時代、私がブコフスカ先生のご両親のお宅に住んでいた頃は、半分家族のようでもあったし、今でもワルシャワに行けばお世話になり、楽しく話がはずみます!
このマスタークラスで、ピアノ・ピアニッシモについて言及してくれたのは、とてもありがたいことでした。
ウナ・コルダペダル(左のペダル)もただ弱音にするためでなく、急に音色を落としたい時に使う・・このことも、つい左のペダルを使うことを遠慮してしまう人が多い中、大いに使うべきだという主張はとても新鮮ですらありました。
ピオトロフスキは余計なことは言わない主義。うまく弾けば、シンプルに「じょーず。」とほめてくれます。こういうレッスンもまた、飾り立てず、本質を突くものかもしれませんね。
室内楽のエキスパートでもあるので、7月にアレンスキーのピアノトリオ一番を弾く今野さんがこの機会にとレッスンを受講しました。
微妙なズレについてのご指摘!これはさすがです。
日時:4月1日(金) 14時45分より
14:45 伏谷 君 (16才) シマノフスキ:変奏曲 作品3
15:45 田沢 碧 (19才) グノー/リスト:ファウストのワルツ
17:00 力石 裕美子 (13才) カバレフスキー:ソナタ第3番 作品46 第1楽章.
18:00 加藤 優佳 (13才) リスト:小人の踊り
モシュコフスキ:15の練習曲第6番
19:00 今野 由香 アレンスキー:ピアノ三重奏 第1番 作品32 第1楽章
ヴァイオリン西川茉莉奈 チェロ人見遥
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