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DSC_2705Tamaraとワルシャワフィルハーモニーホールに行きました!ここで10月にショパン国際コンクールが開催されます。
この日は楽しみにしていたコンサート。。。。
時のピアニスト、ルーカス・ゲニューシャスの登場です。プレトニョフ指揮ロシアナショナル管弦楽団とチャイコフスキーピアノ協奏曲第2番、そして交響曲第3番「ポーランド」。
この2曲ともに、私はライブで聴くのは初めてです。
それにしても1番と違って、実に明るく陽気に始まる第2番。エリザベート.レオンスカヤが、誰かの代役で、僅かな期間に死にものぐるいで仕上げた話を読んだことがあります。
2楽章の冒頭部分の美しさよ。。! 切々と歌い上げ、かけ合う、ヴァイオリンとチェロのソロ。匂い立つようにロシアが薫ります。心をえぐるように音を紡ぎ出すヴァイオリン。呼応するチェロ。チャイコフスキーの真骨頂です。
IMG_20150817_233300ゲニューシャスのピアノは、“弾いている”というよりも、手品師のように手の中から予期せぬ音が次々現れる。。とでも言った方がいいかもしれない。
ポーランド語で言う「マギア」、マジックのようです。
好対照をなす隣で指揮するプレトニョフは、最小限の動きしかしない。
これほど節約型、体力温存型の指揮者も珍しいのでは…….?それなのにオーケストラは鳴る、鳴る、すごい音量です。
チャイコフスキー交響曲第3番「ポーランド」。最終楽章の第5楽章になった時、隣のタマラが、「ポロネーズよ!」と小声で教えてくれました。
典型的なリズムとは少し変化があるけれども、テンポと雰囲気は確かにそのものです。
あぁ、なるほど、それで『ポーランド』なのですね!

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