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ヤマハに行くと、音楽の友やムジカノーヴァやショパンなど色々な音楽雑誌が売られていて、その中でも群を抜いて派手な表紙が〝月刊 Piano”です。 蛍光色だし、あちこちキラキラ光っているし、アニメだし、とてもクラシック関係の雑誌とは思えない派手さです。
さて私がインタビューを受けたのは、忘れもしない、ショパンワルツ集CDが読売新聞の推薦盤になったその日のことでした。
オクタヴィアレコードの事務所で、ライターの渡辺謙太郎さんとそれは楽しく1時間あまり音楽談義をしたのでした。
なぜ最初のCDがワルツ集なのか?
・・・それはワルツが好きだから。ワルツというダンスが、人間性の解放の象徴でもあるからです。
フランス革命を皮切りにヨーロッパ社会の大きな変革が音楽にも反映され、18世紀が堅苦しい階級主義の象徴であるメヌエットの時代なら、19世紀はワルツの世紀。カップルが抱き合って、自由に円を描いてくるくる回る・回る・回る。
回って陶酔を引き起こす危険なダンス・・・それがワルツ!
そんなワルツに夢中にならないわけがない。
ナポレオン敗退後のウィーン会議で、それまで下賤のクラスのダンスだったワルツが、一気に階級を乗り越えて各国の王侯貴族や政治家に広まり、誰もがワルツに熱中したのも当然でしょう。
・・・などという話に始まり、あっという間に1時間が経過してしまいました。月刊ピアノの記者さんが、「それではお時間です。」と割って入らなかったら、まだまだおしゃべりが尽きなかったでしょう。
 
それをうまくまとめて記事にしてくださいました。
さて、この月刊ピアノ3月号、初めて隅から隅まで読んでみました。あら、これはかなり楽しいお役立ちマガジン!ピアノの歴史、固定ド移動ド、全国音楽大学卒業演奏会情報、楽譜、ニュース、インタビューに至るまでの網羅ぶりはスゴイですね。
当たるとウワサの占いも。今日力石さんのレッスンの時に一緒に読んで、これは確かに当たっているではないか!とワイワイ。
乙女座の私は・・・「まとまったお金が出ていきそう。」といきなり書いてあります。その通り歯科治療にドッキリする金額をお支払いしたところでした!

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