日本経済新聞書評に訳書が掲載されました!
大西直樹先生からラインが来ました。
なになに、ほんとですか!日経新聞に載ったのですね。先生、写真送ってくださいっ!!
ホントだわ。すごくちっちゃいけど、でも嬉しい!日経新聞ですもの。
わーいわーい。
大西先生がどうやって見つけたかと言いますと。。。アマゾンの本の売り上げを見ていたら、急に「ショパン プリンス・オブ・ザ・ロマンティクス」がベストテン入りしたので、これはどこかに掲載されたに違いないと、とりあえず手元の日経新聞を見てみたら、やっぱりここに出ている!という成り行きで見つけたのだそうです。
もう夜も9時過ぎていましたが、私はそれから近所のコンビニに走りました。2軒目で、返品するためにまとめてある新聞束の中にあったのをゲット!
やはり紙面そのものが見たかったのです!
出てる出てる!本当に小さく「短評」に。内容はとても力強く鋭く、説得力がある語り口です。すごい、こうまとめてくるとは。さすが、うすら寝呆けてなんかいない。←いるわけもない
「音楽は人生を体現していたことがよくわかる」というくだり。ショパンが求めても求めても手に入らないもどかしさを生涯に渡って背負っていたであろうことは容易に想像できます。現在の自分に満足してただハッピーだったら、あんな曲を書くことは出来るわけがない。ショパンのどの曲を弾いてもそう感じます。
それはそうと、通常音楽書はこういった新聞の書評にはほとんど掲載されることがないそうで、それは内容が一部の人向けだから。広く一般日本人向けではなく、専門書の扱いだから載りにくいとのことです。
そういえば、いづみこさんもそう言っていました。音楽出版社から出すと、扱いが音楽書になるから書評に載りにくいし、本屋さんでも音楽専門書の書棚に置かれて目にする人が少なくなると。
さすが百戦錬磨の大先輩!私はそれを聞いて、へぇぇぇぇ、そういうものなのですか、と全く知らなかったことを知って驚くばかりでした。
であれば、尚のこと、今回讀賣新聞と日経新聞の書評に掲載して頂けたのは、幸運中の幸運でもあり、それなり私たちの仕事が評価された証と思っていいですよね。
報われる。。。!この気持ち、ストレスフリーな安堵感。
今朝、音楽之友社からも掲載の連絡が来ました。編集者も喜んでくれていました。
記念すべき2月4日の第1面。あぁ、日経ってこういう紙面だったなと思い出しました。新聞てすごいものだなと思います。始めから終わりまで毎日読んだらどれほどの文字量を読むことになり、どれだけの情報量を得ることになるかしら。
テレビで耳から入ってくるニュースに頼りがちな毎日。文字を読むことは楽譜を読むのと同じで、響きにしてしまえばこれほど楽しいことはないけれど、読み取る“力“が不可欠ですね。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。