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今日の千鳥ヶ淵の桜! 2021エディションです。

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緑道の桜のトンネルをくぐるのがステキで、桜の中に居る特別感がたまらない、ここ千鳥ヶ淵。私にとって格別な場所。

見頃はまさに今!陽光にさらされる千鳥ヶ淵の桜は力強く、堂々たる男性的な樹形に圧倒されます。

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ボート遊びの時間が終わる夕刻になると、こうしてボートがきれいに整列します。3月26日の夕刻のこと。

二番町からさっと自転車に乗って折々の時間を見計らって見に行きます。一番町を越えてただまっすぐ走れば千鳥ヶ淵の緑道入り口に到着するので、この季節になるとつい心が桜に飛びます。

陽光まぶしい午前午後の時間はボートがたくさん出て、雰囲気がやや遊園地化するので良し悪し。

それとなくボートを追っていたら、ひとりの女性がボートを向こう岸の方まで漕ぎ出して、中腰になって本格的カメラで撮影しているのが見えます。かっこいい!カメラマンかしら。水面から撮影すればまたまったく違う写真になるでしょうね。

私も身分不相応なミラーレス一眼を手に入れたことだし、やってみたい誘惑にもかられましたが、ボートに乗るのには行列にかなり並ぶし。。。

それに。。。もしかするとボート上でカメラを構えている間に、バランスを崩してお濠に転落なんてこともあり得るかも。緑道からは大勢の人が見ていることだし、それはあまりにマズイ。。。。などと想像だけが膨らみ、今回は断念です。

妙な想像力は人の行動すら阻むものですね。それでちょうどいいくらいかしら。

千鳥ヶ淵の桜の特別感は、お濠に沿って緑道を歩くと、まず緑道に立つ桜に包み込まれること。お濠に向かって垂れる花に足の下から包まれて、浮遊しているようなフィーリングに陥るのです。

ゴツゴツした古木の幹の間を覗き込むように、向こう岸へと視線をのばします。広がる空間を我が物にしてゆっくり深く息を吸ってみる。

対岸の桜は水面すれすれまで花が垂れていて、その斜面はやわらくカーブしてやがて視界から水が消えていく。

今年も夜桜ライトアップはなくて、あの幽玄な美しさが恋しいです。もう2年続きで開催中止。

夜見に行ってみたら、桜が水面にほの白く映って、風が吹き抜けるとモザイクのように波立っては崩れていく。オンディーヌ伝説が心をよぎり、と〜っても幻想的ですけどちょっと怖いくらい💧

みなさまにも千鳥ヶ淵の桜のおすそ分けを。ひと時でも心を癒す時間にして頂けたら嬉しいです🌸 コロナ禍でも桜は咲き、また1年が廻ったことを思います。

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