ショパン国際コンクール女性陣の活躍ぶり
女性陣の演奏も素晴らしいです。 筆頭は、やはり天才少女の前評判通りの演奏だったEwa Gevorgyanエヴァ・ゲヴォルギヤンでしょうか。 長い輝くばかりのストレートヘアを結び、17歳とはにわかには信じられないような、早熟さがみてとれる顔をそのままあらわにして、ドレスはブラック。 只者ではないぞ、と存在感を...
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女性陣の演奏も素晴らしいです。 筆頭は、やはり天才少女の前評判通りの演奏だったEwa Gevorgyanエヴァ・ゲヴォルギヤンでしょうか。 長い輝くばかりのストレートヘアを結び、17歳とはにわかには信じられないような、早熟さがみてとれる顔をそのままあらわにして、ドレスはブラック。 只者ではないぞ、と存在感を...
ワルシャワのフィルハーモニーホール2階センター席の審査員。前列右に海老彰子さんがいらっしゃいます。左となりはフィリップ・ジュジアーノ、その左はジョン・リンクでしょうか?そして左へ、アダム・ハラシェヴィチ、クシシュトフ・ヤブウォンスキ、ケヴィン・ケナーと続きます。 この日は日本人が次々演奏しました。 まず進藤...
第18回ショパン国際コンクールが開幕しました! ようやく、昨年2020年の予定が1年丸々延期になっての開幕です。10月2日から23日まで開催されます。 今回のロゴ。ピアノの形を抽象化した赤い♥型がきいていますね。 すべての情報は以下のサイトで見ることができます。 https://chopin2020.pl/...
桐朋の卒業生のグループの皆様に『ショパンのワルツ』をテーマにしたリモートセミナーを行いました。 私が小学1年から師事した高柳朗子先生の門下生の会です。この会『ジョイーテ』は非常にきちんと組織されたグループで、会費を徴収して年に2回ずつ研究会と称してミニコンサートや、孫弟子さんたちの発表会、セミナーを開催して...
佐原市文化協会創立65周年記念コンサートが1年遅れで8月17日に開催されました! ソプラノのひらやすかつこさん、バリトンの森野信生さんを筆頭に佐原と関係の深い音楽家がたくさんいらっしゃいます。 私の向かって左隣は菅井幸子さん。歌の伴奏のエキスパートです。 私の右隣はひらやすかつこさん。二期会で活躍され日本歌...
8月20日発売のムジカノーヴァ9月号、◆今月の課題曲◆に、モシュコフスキー16の技術練習曲Op.97から第2番について書かせて頂いた記事が掲載されています。 2021年ピティナ・ピアノコンペティションD部門の課題曲です。 ピアノを習うと必ず弾くのが『エチュード』。コンクールに出場すると必ず弾くのは、いえ、弾...
ピアニスト、指揮者、その他さまざまな活躍をしている内藤晃さん。 内藤さんの生徒さんのりょうまくんがマズルカを弾くことになり、それではどうせなら祥子さんのお知恵を拝借!と思って下さったのでした。 格別な暑さの中、内藤さんとりょうまくんがそろって私のピアノ室に登場!嬉しい限りでした。 りょうまくんが弾いたのは、...
頑張って書いたエチュード論! 題材は、モシュコフスキの「16の技術エスキス集」から第2番イ短調の練習曲です。ムジカノーヴァ9月号(8月20日発売)に掲載されます。 モシュコフスキのエチュードについて書くにあたって、18世紀終盤から19世紀始めにかけてピアノが急速に発展した時代のクレメンティやクラーマー・ビュ...
ワルシャワでは、10月に開催予定のショパン国際コンクールの予備予選審査が始まりました。1日2回、午前の部と夕方の部です。日本時間では17時からと深夜12時からになります。 ただいま日本は深夜12時、今から本日のEvening Sessionのライブストリーミングが始まります。 7月12日から23日まで、15...
嬉しいお知らせです! アダム・ザモイスキ著 『CHOPIN ショパン』(ショパン伝 原文は英語)、英米文学者の大西直樹さん(ICU名誉教授)との共訳で音楽之友社より出版が決定! ザモイスキ家はショパンと親交があったポーランドでももっとも富裕な貴族。著者のアダム・ザモイスキはその末裔で、ロンドン在住の歴史小説...