ダンスがもたらす陶酔~マズルカ・ポロネーズ・クラコヴィアク 楠原祥子
ショパンやシマノフスキ作曲のマズルカは、そのもとには、農民や山人の土着のマズルカがあります。ダンスはもともと大地と人間の生活の営みから生まれたものです。 ショパンは青年の頃に田舎で農民たちのダンスやメロディを見聞きしました。それは、楽譜などまったく読めない、日々小麦やじゃがいも畑を耕す荒れた手を持つ農民たち...
ブログ
ショパンやシマノフスキ作曲のマズルカは、そのもとには、農民や山人の土着のマズルカがあります。ダンスはもともと大地と人間の生活の営みから生まれたものです。 ショパンは青年の頃に田舎で農民たちのダンスやメロディを見聞きしました。それは、楽譜などまったく読めない、日々小麦やじゃがいも畑を耕す荒れた手を持つ農民たち...
4月4日(土)19時開演 ピティナピアノ曲公開録音コンサート 終わりました!!応援にいらして下さったみなさま、本当にありがとうございます! ポーランド独自の舞曲の強い個性に惹かれ、それらの表現を深めていきたく思いプログラムを組みました。 上手くいったもの、大胆さに欠けたもの、いろいろで悩むところは大きいです...
ダンス・ダンス・ダンス!ポーランド舞曲! 4月4日(土)19時開演のピティナ公開録音コンサートも迫ってきて、ポーランド舞曲についてプログラムノートを頑張って書き上げている真っ最中です。 ショパンやシマノフスキのマズルカのもとには・・・農民たちの土着のマズルカがあるのですが、もしショパンのマズルカを宮中晩餐会...
2015年3月17日 桐朋学園大学仙川キャンパス 402室 高校でクラス担任だった作曲の香月修先生が今年度でご退官。まだまだ若々しくいらっしゃるけれど、長い桐朋人生をついに卒業なさいました。 退官を記念コンサートは感動的!オケの練習室で使っていた通称オケ部屋が満杯の人で隅の隅まで埋まっていました。 香月先...
さて、今回は私が通っている学校、パリ国立音楽院でのオペラ稽古の模様をお伝えしたいと思います。 今年はロッシーニ作曲、『ランスへの旅』というオペラです。 フランス国王(シャルル10世)の戴冠式を観に来たヨーロッパ各国の人々が保養地ホテルに集まり、ドタバタコメディーを繰り広げる喜劇オペラです。 前回のプーランク...
2月頭にプーランク作曲、ティレジアスの乳房、というオペラに参加しました。 2幕から構成されている1時間ほどのコンパクトなオペラ、アポリネールの劇作品が物語になっています。 簡単に言ってしまうと、戦争が残した教訓から、愛し合って子供を作ろう、というメッセージが込められています。 今回はオーケストラではなく、ブ...
3月1日(日)東京の新橋駅近くの汐留ホールにて、小泉順子・今野由香ピアノジョイントコンサートを開催致しました。 当日は生憎のお天気となってしまいましたが、沢山のお客様に会場に足を運んでいただき、盛会にてコンサートを終える事が出来ました。 東京でコンサートをするぞ!と意気込み、会場を探し始めたのが去年の8月。...
2月11日 晴天に恵まれ、春のような日差しの中で“アミュゼピアノコンサートvol.6~田村友紀子・黒崎裕子ジョイントコンサート”を無事に終えることが出来ました。 アミュゼピアノコンサートシリーズは、楠原祥子先生の下で一緒に勉強している小泉順子、今野由香、横田明日美、田村友紀子の4人で始めたコンサートシリーズ...
2015年も2か月目を終えようとしております。 立春を迎えたものの、まだまだ寒さが続きますね。 さて、楠原祥子先生のwebサイトでも宣伝して頂きました、 「アミュゼコンサートシリーズvol.6 田村友紀子&黒崎裕子ジョイントコンサート」 を2月11日(水・祝)に開催いたしました。 たくさんのお客様に...
皆さんこんにちは。桐榮哲也(とうえいてつや)と申します。 私2014年11月にルーマニアのサツマーレという街で、ルーマニア国立ディヌリパッティ交響楽団と、ベートーベンのピアノ協奏曲第5番『皇帝』を弾いて参りました。 指揮者はルーマニアの大統領より文化功績勲章と上級騎士勲爵士(Comandor)の称号を授与さ...