深谷ますみのパリ通信 1 ~ シャンパーニュ地方ランスのクリスマス ~
さて、パリでもクリスマスを迎えて街ではまだ少しその名残を残しつつ、年末へと向かっていっています。
シャンゼリゼ通りを始め、パリ市内ではクリスマス市が開かれ、ホットワインやサラミ、フォワグラ、ちょっとしたクリスマスプレゼントになりそうな小物を売っている屋台が並んでいます。
フランスではクリスマスは家族と、新年は友達とワイワイ過ごすというのが基本のようです。
そしてクリスマスに対する想いも日本よりもっと深いように思えます。
年間の特別行事のひとつで、家族へのプレゼント探しにも力が入ります。
12月に入るとデパート、ブティック等普段は日曜がお休みなお店も特別営業し、毎週末人でごった返しの状態です。
私はそんな雰囲気を感じながら少しずつ気持ちがクリスマスへと向かって行く感じがすごく好きです。
先日、ランスというシャンパンで有名な街に行ってきました。
というのも、1月末からロッシーニのオペラ、「ランスへの旅」が始まり、伴奏ピアニストとして練習に参加するため、というのが旅の動機です。
オペラの話の中に出てくる戴冠式が行われていた大聖堂をこの目で見たかったのです。(実際、オペラでランスの場面は登場しないのですが)
そんな思い立ちでふらっと観に行ける今の環境を幸せだと感じながら、練習準備を頑張りたいと思います。
深谷ますみ
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